投稿者:けんすけ
政府より発行される死亡予告証
通称・イキガミ。
それを受け取った者は24時間後に必ず死亡する!
そのイキガミが僕の後輩に届きました。
迫り来る死を受け入れずスタッフルームでうなだれる後輩
(そんな時でも出勤して仕事着に着替えてる後輩、実にエライ)
何も言えずただうつむくスタッフ達、
そこはもう、いつもの癒しの場ではなく絶望に満ちた空間でした。
何もせずに時間だけが過ぎていくそんな時、
一人のハゲたオッサンスタッフ(誰?いたっけ?)がスッと立ち上がり、
目に涙を浮かべながら笑顔で後輩にこんな言葉を掛けました。
『こんな時こそ俺みたいなオッサンの言葉が必要なんじゃないのかな?
○先生(後輩の事)、お前の人生は☆×△*・・・!!』
この時にオッサンは何と言ったのか僕には聞こえなかったのですが、
その言葉の後、後輩の表情を見てみると、晴れ晴れした穏やかな何とも言えない良い顔でした。
そして外に飛び出して行ったのです!
その背中は微塵の迷いもなく、とてもまぶしい姿でした。
その後、何処へ行き、
どのような最後だったかは僕には分かりませんが、
後輩は確かにハゲたオッサンによって救われました。
大切な人にイキガミが届いた時あなたはどんな言葉をかけますか??
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