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褐色の男たち


投稿者:姐様

 

友達と彼氏の話をしていると、
みんなが私の彼氏の話で
バスケの話ばっかりしてくる。





バスケ?
彼氏はバスケやってないよなぁと
思っていたらどうやら
あたしのダーリンはマイケ○ジョーダンらしい。

んーー
この人だったっけなぁ。あたしの好きな人。
と、なんか違和感を感じながらも約束のデートの日に。
待ち合わせ場所に行くとそこにいたのは間違いなく
マイケ○ジョーダンでした。

今までどう接していたのか、
よくわからないあたしはヘラヘラしてごまかしていると
イキナリ抱きしめられた。

なんか違うなんか違う
この人じゃなかったような
と思いながら至近距離で目が合うと・・
それはマイケ○ジョーダンではなく
ボ○サップでした。

ああーーやっぱり!!
自分のダーリンは
マイケ○ジョーダンじゃないと思ったんだよね。

と思ったけど、
まだ違和感は消えない。
だってボ○サップでもない気がする。

んーーー
んーーー

あたしはなんて呼んでた?
ボ○?○ップ?はたまたビースト?

そんなあたしの違和感とはうらはらに
ボ○サップはニコニコしてあたしを見ている。

私は彼を好きじゃなくなっちゃったんだろうか。
と悩んでいると、ボ○サップが耳元で

「ヴィクトリー!!!!」

と叫んだ。

耳がキーンとするくらいの大声に
ビックリしてボ○サップを見ると

ビ○ーズブートキャンプのビ○ーでした。

ああー、そうか。
やっぱりボ○サップじゃなかった。
ビ○ーだった。
でも、なんでか愛せない。・・・と悶々としながらも、
とりあえず一緒にヴィクトリーと
叫んでおきました。

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